はじめに
以前 Homebrewでgitlab-runnerをインストール、ローカル環境でGitLab CIを実行するという記事を書きました。
今回はローカル環境にgitlab-runnerのdockerイメージを使用して、runnerを動かしてみようと思います。
https://gitlab.com/ に作成したリポジトリは空のリポジトリを作成する、と同じものを使います。
環境
| バージョン |
---|
MacBook Pro M1 | Ventura 13.2.1 |
Docker | Docker version 20.10.12, build e91ed57 |
Docker Compose | Docker Compose version v2.2.3 |
limactl | 0.14.2 |
GitLab | Enterprise Edition 15.11.0-pre |
docker compose
compose.yaml
実行
gitlab-runnerが使っているイメージはUbuntuです。
Dockerfileを読む
gitlab/gitlab-runnerイメージのentrypointとcommandの設定を確認すると、以下のように設定されていました。
https://gitlab.com/gitlab-org/gitlab-runner/-/blob/main/dockerfiles/runner/ubuntu/Dockerfile#L35-L36
entrypoint
https://gitlab.com/gitlab-org/gitlab-runner/-/blob/main/dockerfiles/runner/ubuntu/entrypoint#L22
gitlab-runnerを登録する
前回の記事 gitlab-runnerを登録するでは、registerコマンドを入力したときインタラクティブに設定を追加しました。
今回は、オプション引数に値を渡し、コマンド1回で登録します。--registration-token
に渡すtokenはSettings > CI/CD > Runners
から確認できます。
executorをdockerにしているので、CIの実行に使用するイメージにnode:18-alpine
を指定します。
Settings > CI/CD > Runners
からrunnerが登録されていることを確認しました。
CIを実行する
登録を解除
参考